私とコーチングの出会い
やり方ではなく、あり方を問われる
大学2年生の20歳の時、授業の初回ゲスト講師としてやってきた、女性との出会いがきっかけです。
その方は、コミュニケーションを学ぶという目的で担当講師から呼ばれてやってきて、自分が「どこから」話をしているのか、相手の「どこに」焦点をあてて話をきくのか、教えてくれました。
今思えばコーアクティブ・コーチングのエッセンスを伝えてくれていたと思います。
ワークの記憶は曖昧ですが体験として残っているのは、初めて自分自身をまっすぐに認知してもらい、可能性に関わってもらった衝撃でした。
また、最後に100名程度の受講生で大きな輪をつくり、ひとりひとり、声をだしてチェックアウトしたのですが、その時、すべての声を大切にするあり方をその講師から受け取り、「人は人に対してこんな関わり方ができるのか」と感動したことを覚えています。
授業が終わったあと講師に駆け寄り「何をしている人ですか?」と聞くと、「コーチです」という答えが返ってきて、この時はじめてコーチングに出会いました。