問いを通して、自分を”観る”お手伝いをします。
「自分」は近いようで案外遠い存在だったりします。
わかるようでよくわからない自分という存在について
問いを立てて一緒に探求していきます。
働き方、生き方、暮らし方、楽しみ方、迷い方、
日々の小さなことから大きなことまで
そこに何があるのか、観ていきましょう。
コーチングでは、ことばの力をとても大切にします。
と同時に、からだの知性も大いに頼りにしています。
からだを通過した経験はまぎれもなく自分の経験。
日々新鮮に自分自身や世界に出会っていけるよう
風通しのよい自分でいるために伴走します。
⚫︎ いま夢中になっていること
からだ・身体知の探究、古い時代の歌、茶道
古くから受け継がれてきた知に触れることで
”今”を清々しく生きるための稽古を重ねている
⚫︎ 略歴
カナダの大学で女性学・国際開発学を学ぶ。
人権問題に取り組むNGOで活動したのち、
米国系コンサルティング企業に11年間勤務。
現在はフリーランスのコーチとして活動。
プロフェッショナルコーチ | 身体知を探究中 | 歌う人
社会課題に対峙する
学生時代にかかわり始めたNGOのボランティアをきっかけに、カナダへ留学して社会学(専攻は女性学と国際開発学)を学びました。授業で学ぶことと、目の前で起こっている世界の事象があまりにリアリティをもって接続していて、授業以外の時間をほぼ社会運動に費やすような学生時代を過ごしました。
女性とこどもの人権について、働くひとびとの権利について、環境問題について、戦争や紛争下で起こるあらゆる問題について。不正義に対して怒りが強かった20代。志を共にする仲間たちと、ひたすら闘っていました。
その後、居場所を変えて企業で10年働きました。コミュニケーションを専門とするコンサルティングです。社会や組織という層から、チームや個人という層まで、どんな層や場にもコミュニケーションにまつわる課題は生じやすく、物事が進まなかったり関係性がこじれたり。こんがらがった糸をほぐし、問題解決の糸口を見つけて、できることならばかかわる全ての人の願いが実現できるよう伴走する仕事をしていました。
とても独創的な発想でクライアントの課題に挑むちょっと変わった会社だったので、仕事は常に全力疾走。とてつもなく大変な毎日でしたが、こんなに破天荒で面白い集団は他にないのではないかしら、と今でも思います。
自分に正直に生きていきたい
がむしゃらに働いて30代半ばを過ぎた頃、「もっと自分に正直に生きたいな」と思うようになりました。誰かのため、社会のため、と何の疑いもなく一生懸命働いてきましたが、ふと、わたしはどんな人生を送り、どんな人とかかわり、どんな世界に生きて、どんな社会をつくっていきたいのか・・・自分の願いが全くわからなくなっていました。
仕事でやることはやり尽くした気もしていたし、自分の人生のハンドルを握りなおそうと、会社を辞めてフリーランスになりました。
フリーランスになってからも試行錯誤はつづきました。まずもって自分の正直な思いがわからないので、自分から仕事を興すというより、頼まれる仕事を引き受けるスタンス。でもそうした仕事は過去の経験や実績をもとに頼まれるので、結局以前と変わらない状況に陥ることに気づきます。とはいえ、お金は必要。頼まれごとを吟味しながら受けたり断ったりの期間がしばらく続きました。
何を選び、何を選ばないのか。選択の大小にかかわらず、自分で選びとることの大切さを身をもって実感した時期です。正直って大事だなぁと。
そんな紆余曲折を経て、偶然出会ったCo-Activeコーチングを学び、今はコーチとして活動しています。
コーチングを学んだことで「自分に正直でいること」に近づいたし、正直に生きることに拍車がかかっているように思います。心にもからだにも、なるべく嘘がないほうがいい。やっぱり風通しのよさを大切にしたいです。
ことばとからだ、知性と感覚で探求する
コーチとしてのわたしは、「問う人」です。
でも、その問いからはじまる探求に筋書きはありません。相手とわたしのあいだに問いを置いて、その人の探求に好奇心を向け続けていきます。
そのとき、頭や思考だけでなく、からだの持つ知性も存分に活用して聴いていきます。コーチであるわたし自身が聴くのはもちろんのこと、クライアントさんが自分自身の声を聴けるようにかかわっていきます。
からだが何を感じ、受けとめ、経験しているのか。言語化しにくいことですが、だからこそ、からだの経験もコーチングの中で余すことなく扱っていきたいです。
現代に生きるわたしたちにとって、からだの感覚を頼りにするのは案外難しいこと。閉じかかっている感覚器官が本来のはたらきを取り戻せるよう、ご自身でからだに触れてもらったり、やさしく動かしたり、ことばにならない言葉を発してみたり。
わたし自身が、からだの専門家やことばの専門家から学び実践し、試行錯誤してきた(そして現在も進行中)あらゆることを総動員して、探求をサポートします。
風通しのよい状態で、自分を内にも外にもひらいて、この世界をもっともっと経験していきたい。
そんな願いをもって、ことばとからだ、どちらも大切に扱うコーチとして活動しています。
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