幼少期から様々な人生経験のなかで、人間の内面への興味を持つようになる。夫の起業に伴い経営に参加、子育てもしながら「自分本来の生き方」を探す中で東日本大震災が発生。その日を境に「私になにができるだろうか?」という問いと共に「心からやりたいことをしたい」という気持ちがうまれ、NPOにボランティアとして参加した後、総務として勤務。その頃からコーチングを学びはじめ、自分自身や周りと繋がり直すきっかけを得る。その後、NLPやNVC、メンタルモデルなども学び、自己理解と自己受容の大切さを深く実感し体感する。
現在は「人と自然が織りなす一期一会を紡ぐ」をライフテーマとして、パーソナルコーチングの提供や、ワークショップ、女性向けアウトドアサウナやリトリートなどを企画運営し、企業での経営企画も担う。自然の豊かさの中で、大切な学びや体験をわかちあう場にいることがよろこび。そのほかにもお笑い、アート、舞台、神社仏閣などなど心惹かれるものがあれば、日本中どこでも旅に出かけていく。
CPCC、NLPマスタープラクティショナー、「本当の仕事」ワークショップ認定リーダー
やりたいか、やりたくないか
初めてCTIのコースに参加した時「これだ!これが学びたい!」と心が躍ったのを覚えています。理由はわからないけれど、とにかく自分に必要だと直感しました。しかしすぐに、コーチングがうまくできない自分にがっかり。今なら「初めてなんだから当たり前」と思えますが、当時の私は知らず知らずのうちに完璧主義になっていました。いつだって「こんな私じゃダメだ」と自分にダメ出しをし続け、「上手くできていい評価をもらえたら、自分を認められる」って信じていたんです。
そんな私が初めてコーチとしてコーチングをした後、自分のできなさぶりに意気消沈し「うまくコーチングができない」と話すとコースリーダーがまっすぐ目を見て言ってくれました。
「できるかできないか、じゃなく、やりたいかやりたくないか、だよ」。
その言葉はどーんと私の中心に響きました。心がざわざわとして、意識がくるりとひっくり返ったよう。
そんなふうに考えたことなかった・・・と目から鱗がポロポロと落ちました。
せっかく「これがやりたい!」と感じたコーチングも、いつしか「できなければいけないもの」に変わっていて。やりたいから、やってみる。そうやって挑戦している自分を全く認めてなんかおらず、すぐによい結果がだせることを求めていました。
それでもまだ「やりたいからやってみる、ってそんなんでいいの?」と思う気持ちもなくはない。
ただ「やりたい」かどうかが大切だとは思ったので、それから何かを選択する時はまず自分の心に「やりたい?やりたくない?」と聴いてみるようになりました。でも私の心から帰ってくる答えはぼんやりしたもの。それまで「やりたい」があっても、周りの声や立場を考えて押し殺してきたから感覚が麻痺していたのかもしれません。
それでも諦めるのは嫌でした。コーチとのセッションを重ね、日々の中でも試行錯誤を繰り返すうちにだんだんと「やりたい」という感覚がぼんやりした輪郭からはっきりしたものに変わっていくのがわかりました。
じゃぁ、その「やりたいを言葉にしてみよう」となると、誰かに本心を話すことがめちゃくちゃ恥ずかしいんです。
言ってしまったら、相手にどう思われるか、なんと言われるかがとても怖く感じてしまう。否定されることを想像すると不安になってしまい勇気が出なくて言葉を飲み込み、ごまかしてしまうことも多々ありました。
そんな中でクライアントとして受けたコーチングで、私が自分と約束したのは「率直であること」。臆病な私はその約束に何度も立ち返り、そのたび背筋を伸ばす。また本心を感じて話してみる。それを何度も繰り返す毎日でした。
だんだんと本心を感じられるようになるにつれ、それが言葉や行動と乖離していることのほうが気持ち悪くなっていくから不思議です。感じたことを大事に、話したいことを口にし、やりたいことをやってみる。それを少しずつ自分にゆるしていったのだと思います。
そのうち、周りにいる人も環境も変わらないのに日常が少しずつ心地よく変わっていることに気づきました。「自分を好きってこういう感覚なのかな?」と感じる瞬間すらある。ずっと自己肯定感マイナスで、自分を好きになるなんて無理!と思っていた私は心底驚きました。
違和感から始まる旅
社会において、あなたはどんな「肩書」と共に日々暮らしていますか?
その肩書を全うし、誰かの期待に応えて頑張り続ける毎日。自身の価値を高めるために精一杯頑張ったり、誰かをケアしたり。
その営みにも意味があり、社会で生き抜く能力を高めてくれるので決して無駄ではありません。
でも肩書に縛られすぎてしまうと、辛くなることも出てくるのではないでしょうか?肩書と自分が一体化しすぎると、本当の感情をごまかさざるをえなくなっていくことがあります。社会や誰かの目を意識し続けながら話し、行動しているうち「本当は何を感じているか」がわからなくなり、本来の自分が願う行動とは違う行動をし続けることもあるかもしれません。
そんな自分の生き方に小さな“違和感”が出てきたら?
その“違和感”は「そろそろ本来の自分と出会い直すタイミングだよ」と教えてくれているのかも。
なんとなく「何か変えたい」と思うけれど、どうしたらいいかわからない。自分らしく生きたいと思うけれど、何から始めたらいいんだろう?やりたいことは薄々わかっているけれど、勇気が出ない。
そんな時に自分自身と対話し直し、新たに人生の選択をし直していく1つの手段が「コーアクティブ®︎コーチング」だと私は捉えています。
きっと人は皆「これをやりたい」「こんな体験をしたい」と決めて産まれてくるのだと思うのです。だけど、それをすっかり忘れてしまう。その大切な願いを思い出していくには「なぜか心惹かれる方」「楽しそうと感じる方」へ、自ら足を踏み出していくことが必要です。
今ここから、内側にある心の羅針盤を確かめ、勇気を出して歩んでみませんか?
人生の舵を自ら握り、あなたが本当に望んでいる人生を歩む勇気を応援したいです。
その大事な旅路をサポートするため、私はコーチとしてここにいます。
夏子さんがコーチの資格を取り始めた頃から、定期的にコーチングを受けさせてもらっています。これまでいろんな方のコーチングをたくさん受けてきた中で、細く長く継続してコーチングを受け続けたい!と思えたのは、夏子さんだけでした。私の人生に心から興味を持ってどんな時も私以上に私を信頼してくれる姿勢が、私の知らなかった私を何度も引き出してくれただけでなく、夏子さんと「共に」人生が面白く変化していく可能性を感じさせてくれて、とても心強いです。夏子さんのコーチングを通じて、1人では決して辿り着けないであろう素敵な経験に、出会うキッカケをいつも与えてもらっています。
(30代・女性)
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