株式会社ウエイクアップ代表取締役社長CEO
CTIジャパンファカルティ CPCC/PCC
執筆:まんがで優しくわかるコーチング
初めまして、平田淳二と申します。 私は現在、プロのコーチであり、CTIを運営する株式会社ウエイクアップのCEOとして、多くの方が「本当に生きたい人生」に出会い、情熱を持って進めるコーチとして、経営者として活動しています。
私のキャリアの転換点は、KPMGでのコンサルタント職でした。ビジネスの世界で論理的な分析や戦略的な提案を追求する日々は、とても刺激的で充実しているものでしたが、何か「心から満たされない」という感覚が残り続けていました。成果を求め、知識やスキルを武器に仕事に取り組んではいましたが、何か物足りなさを感じていました。
そのようなとき、ふとしたご縁から「コーチング」を知ることになりました。 コーチングは、自分の経験から得た知識や指示を考えるのではなく、相手の内なる声に耳を傾けていくことで相手が自らの答えを見つけていくプロセスと知って、当時はコンサルティングをする上でのコミュニケーションスキルに役立つのではないかと思っていました。そして、2004年に受講したCTIの基礎コースの3日間の体験が人生に大きな影響をもたらしました。
CTIでのコーチング体験は、心の深い部分に向き合っていく体験でした。本当の自分が少しずつ引き出されてゆく感覚がありました。コーチングスキルを学んでいるわけですが、それと同時に自分自身を発見するプロセスでもありました。
私がコーチングを学び始めた当初は、論理的で冷静なコンサルタントとして、自分は感情をうまくコントロールできる人間だと思っていました。 そのため「感情」を深く掘り下げることにあまり積極的ではありませんでした。しかし、あるセッション中、心の奥に抑え込んでいた「緊張」や「怒り」が突然溢れ出し、自分自身の感情がまるで荒波のように襲い掛かる瞬間を経験しました。
それは、CTIの最後のコースでした。ある受講生が真剣な表情で、私に問いかけました。「あなたは本当はどうしたい?」と。
そこまで冷静にコーチングを受けていた私に変化が起きました。それはコーチが自分のために本当に真剣に向き合ってくれているあり方を感じたからでした。その瞬間、私の中で感情が大きく動き始め、結果的に「自分はコーチとして生きていきたい」という思いが明確に言葉になって口から出てきました。この瞬間が、私にとって大切な転機であり、コーチングの道に進む覚悟を決めた瞬間でした。
ライフパーパス
株式会社ウエイクアップのパーパスは「カオスを超えて、本質へ」です。
この言葉は、人や組織が変容していくプロセスそのものを表しています。コーチングにおいても、ひとりひとりが自らの「ライフパーパス」を形作り、そのパーパスを人生の羅針盤として歩んでいく。その過程で意識や行動が少しずつ変わり、個としての成長の物語が紡がれていく。それが、私の考えるコーチングです。
このパーパスは会社の理念ではありますが、私自身のライフパーパスともほぼ重なっています。ただ、一つだけ違いがあります。それは、私自身のライフパーパスには「ユーモア」と「ユニークさ」という要素が加わっていることです。
「ユーモア」とは、人を和ませたり、場にちょっとした笑いを生み出すこと。受講者の方々からも、コーチング中によく笑っていると指摘されることが多いです。クライアントの方と一緒にケラケラと、あるいはグフグフと、和やかな空気になることがよくあります。
コーチングに対して「敷居が高い」「ちょっと怖い」「自分がうまく話せるかな」と不安を感じている方にも、このユーモアが安心を生む場作りにつながっています。リラックスした雰囲気の中でこそ、自分らしさを発揮しやすくなり、自然体のまま変化への第一歩を踏み出しやすくなります。決してふざけているのではなく、意図的・真摯にユーモアのある場づくりを大切にしています。(詳細はYouTubeでもご紹介しています)
もう一つの「ユニークさ」とは、その人特有の魅力に焦点を当てることです。私は特にエグゼクティブや独立を目指している方々をサポートする機会が多くあります。それぞれが組織や社会にどのようなインパクトを与えたいのか、その実現方法は何か、一緒に探究していきます。
自分が持っていない魅力で他者に良い影響を与えるのは簡単ではありません。だからこそ、ご自身が持つリソースや強みを活かすことが大切だと考えています。私のコーチングは、その人独自の可能性や個性が自然と表れる関わり方を重視しています。
「コーチングを受けることに不安がある」「自分にできるのだろうか」と感じている方も、どうぞ安心してご相談ください。リラックスできる雰囲気の中で、ご自身のペースで一緒に進んでいけたらと思っています。
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