1996年、東京都生まれ。現在は妻と2人暮らし。
会社員として新規事業開発、キャリアコンサルタントに従事する傍ら、ライフコーチや間借りカフェの店主として活動する。
家族の顔色を窺い、友人に自らの居場所を求め、「自分を殺し、相手を生かす」を自らに課す10代を生きる。
大学在学中、偶然出会ったパイロットの「仕事と人生を一体化する人生観」に心揺さぶられ、自らもパイロットを目指すようになる。
しかし、パイロット選考が進む中、最終手前の身体検査で、不合格を突きつけられる。選考から外され、今までの自分が崩れ落ちる体験の末に、夢を諦めることを決める。
その後対人支援の職に就き、人並みの成果を出し始めても、「本当にやりたいことを見失った自分なんかが、対人支援をしていて良いのか?」と葛藤する毎日を生きる。
そんな中、コーチングに出会う。
コーチングを通じて自分の内側を初めて覗いたことで、自分が他人の評価や称賛ばかり気にしていたことに気づく。
パイロット選考を外され、後悔や反省、自分への怒りを味わった時ですら、自身は歩みを止めていなかった。やがて「この一瞬を生きたい」という大切な価値観に昇華してゆく。
自身もまた、今の現実に満たされていない人の光と影を一緒に覗き、その揺らぎを共に編むコーチでありたいと願う。
4人家族の次男として生まれ、6歳年の離れた思春期の兄と暮らした少年期。私は兄と母の喧嘩の絶えない家庭の中で怯え、物陰で耳を塞ぐように、ひっそり生きていました。
「怒られたくない。怖い思いをしたくない。」
毎日のようにそう考えて生活する内に、気づけば「人は自分をどう見ているか」が自分の軸になっていました。
そんな「自分を殺し、相手を生かす」を選び続けた私は、運命の出会いを経てパイロット選考の道を歩み始めます。しかし「もう一度だけ」が許されないパイロットの世界で、私は「一度きり」を大切にしきれず選考から外され、葛藤とともに在る職業人生を生きました。
そんな中で出会ったのが、コーチングです。
「自分の内側にあるかも分からない夢や目標など見ても、仕方ない」
それまで、そんな感覚だったものの、コーチングを通じて自分の経験を初めて覗き込んだことで、ようやく「満たされている自分」につながることができたのです。
今までの人生で、おそれ、後悔、自分への怒りを感じた日々ですら、ほんの僅かでも動いていた。
私は、決して止まっていなかった。
今の私は、人生の光も影も、さらにその間に揺らぐ感情も、今を生ききり、そして自分の未来につながる大切な材料だと信じています。
満たされていなくたって、いい。
私は、こんな心中の方々にコーチングを届けています。
○ 満たされていたいのに、満ち足りない。そんな現実のGAPを感じている方。
○ 過去のネガティブな経験が尾を引き、今のご自身にブレーキをかけていると感じる方
○ 周囲からの目線や評価が気になって、本当に自分がしたい事ができていない/分からないと感じる方
○ まさに今、何らかの葛藤の渦中に居る方。
誰しも、前進する推力で、常に満たされているとは限りません。
私はむしろ、満たされていない方にコーチングを届けたい。
かっての私は、様々な感情と葛藤にかき乱される中で、自然と歩みは止まったと思っていた。
でも、私の心は歩みを止めてはいなかった。コーチングを通じて、そう気づきました。
もしあなたが途方に暮れ、土砂降りの中、傘をささず行くあてもなく歩いているとしても、あなたは止まることなく、歩みを進めています。そんなあなたに、私はコーチとして声をかけたい。
土砂降りな日でも、歩いている実感が無い日でも、それでもいい。その一瞬を生きられる世界を創りたい。
酸味も苦みも、人生に起こるすべてに感動してほしい。
そう願っています。
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