コロナ禍で直面した担当事業撤退

2020年にコロナで行動制限が進んでいく最中、当時担当していた訪日外国人向けインバウンド事業の事業撤退が決まりました。幸いにも転職先はすぐに見つかったものの、
「予想もつかない外的要因や第三者（社）に振り回されてるな。自分の人生なのに自分に主導権がない感じ。。。」っと強く感じました。

そんな時にコーチングに出会い、問われた質問。
「何も制約がなかったら、何がしたい？どんな状態になっていたい？」

この時初めて制約や制限がある中で何かを選択すること以外考えたことがなかったことに気がつきました。

本当はどうしたくて、何を欲していて、どうありたいのか。自分の事を何も知らないことに狼狽えたことを覚えています。

常に漠然とだけど存在する私の中の不安や恐怖心・モヤモヤは、ここに繋がっているのかもしれない。こんなきっかけからコーチングの道にどんどん入っていくようになりました。

安心して話せる雰囲気と核心の関り

コーチとしてクライアントにしっかりと寄り添い、浮かんだことや感じたことをありのままに話せる時間になるように心がけています。

でも、優しく聴くだけではクライアントの気づきや行動にはなかなかつながらないとも思っています。

お話を聴いていく中で、クライアントが気づいていない事や、見ないようにしていることでも、そこに本質があればスパッと切り込んでいく関りを大事にしています。

一人じゃ目を背けてしまう事も、コーチと一緒だから見に行ける。 そんな関係を大切にしています。