幼い頃はおてんばな女の子でした

豊かな感情は、豊かな人生のエネルギーに

私は感情を表に出すのが苦手でした。特に辛い、悲しい、怒った、というマイナスの感情は、なるべく周りに伝わらないように、できれば感じないように、蓋をしておくのがいつの間にか癖になっていました。そのせいか、仕事が大変な時期によく体調を崩すことがありました。今思うと、心の奥底に閉じ込めていた感情が体調として表れていたのかもしれません。

そんな時、マイコーチとのセッションで思わず号泣してしまうことがありました。幼い頃に抱いていた寂しさ、弟ではなくもっと私を見てほしいと親に思っていた感情に触れ、自分にもどうにもできないほど涙が溢れました。すっかり忘れていた、ずっと昔に押し殺していた感情に気が付いた瞬間でした。

コーチングでは、感情も大切なあなたのリソースとして扱います。豊かな感情は、豊かな人生のエネルギーになるのです。

マイナスの感情に蓋をしていると、プラスの感情もなかなか感じることができなくなる。そのことを体感し、少しずつですがマイナスの感情にも向き合うようになり、それ以上にプラスの感情も思いっきり味わうことができるようになっていきました。