20代の頃はとにかくがむしゃらでした。

やるべき仕事が山積みで、社会人としてあるべき姿に則ってストイックに仕事をすることが良し、という価値基準。ついてこれない人は自己責任だし、責務を果たすには夜遅くまで仕事をして当たり前でした。

30代で出産したのですが、当時3ヶ月の子供がある日寝返りの練習をする姿を見て衝撃を受けたのです。寝返りのやり方なんて誰も教えていないのに！

いつの間にか自分は“誰かが決めた基準”の中で生きて良し悪しを判断し、“人が人としてもともと持つポテンシャル”が見えなくなっていたんですね。これまで私の中にあった当たり前の価値観がガラッと変わる出来事でした。

「人が人としてもともと持つポテンシャル」が自分の中で気になってきた中で当時の所属企業で対話型ワークショップを実施しました。参加者が真剣に、そしてイキイキと対話をしている様子を見て、人や組織にはもともと可能性がある、と確信したのです。

その可能性を引き出せる人になりたい、もっとこういう仕事がしたいと思い、コーチングを学ぶことにしました。

NCRW（「人は、生まれながらに想像力と才知に溢れかけるところのない存在である」）の考えに賛同し、コーアクティブコーチングの道へ入ります。

高校の時にノリと勢いで所属したのが山岳部でした。

その経験もあって山に登るのが好きで、大人になってからは なかなか足を運べていないのですが2022年から少しずつ再開しています。 

また、仕事に活かそうと思って昨年合気道を始めました。 ど素人なのですが、20年くらい細く長く続けられたらいいなと思い楽しく通っています。

自然が好きで、あの山の向こうには何があるんだろう？と好奇心が強いタイプ。 やったことがないことも好奇心がむくむくと湧いてえいやっと飛び込みます。 飛び込んでみて痛い思いをしたこともありますが、それも含めて経験ですね。

小学生の子供が一人いる三人家族で、東京ののんびりした地域で暮らしています。