ICF認定PCCコーチ、CPCC、ORSC認定システムコーチ(ORSCC)、Scrum Alliance認定アジャイルコーチ(CTC)。
オリンパスソフトウェアテクノロジーにてプログラマ/SEとしてキャリアをスタートし、国内向け内視鏡業務支援システムの開発に従事。保守性の高いコードとは何かを追求する中で、オブジェクト指向やデザインパターンに傾倒し、RDBMS(Oracle)やデータモデリングにも精通。
その後、日本・欧州・北米をまたぐ数年にわたる大規模ウォーターフォール開発に携わり、親会社・子会社・パートナー企業・オフショアの壁や、マネジメント・リーダーシップの本質に直面。6年に及ぶ大規模開発での失敗経験から「ソフトウェア開発の本質はコミュニケーションにある」と痛感し、アジャイル・スクラムに希望を見出す。
オリンパスでスクラムマスターとして1チームでの導入を成功させ、後に5チーム規模でLeSSを実践。プロセス改善を推進する中で、1on1の質を高めたいという想いからCTI Co-Activeでコーチングを学び始める。
さらに組織論を深めるべく、ティール組織に触発され、フラットな組織構造を持つロボットベンチャー「GROOVE X」へ移籍。120名規模・マネジメント不在の環境でスクラムマスターを務め、全社的なLeSS導入とプロダクト開発を支援。関係性の重要性に気づき、ORSCを学び始める。
現在はRed Hatにて、日本の大手企業に向けて、アジャイル導入・実践の支援や、コーチング/システムコーチングによる変革支援に従事。2021年には、当時日本人2人目となるScrum Alliance Certified Team Coach(CTC)に認定される。
また、学習効果の最大化を追求する中でアクティブ・ラーニングに関心を深め、「Training from the Back of the Room!」と出会い、日本語版の翻訳出版(邦訳:「教えない教え方」)も手がけている。
「声なき声」に耳をすます──私がコーチングをする理由
かつて私は、何百万行ものソースコードと、数百のテーブル(Excelのシートが何百もあるような世界)に囲まれた、巨大なウォーターフォール開発の渦中にいました。複雑さ、階層、組織の壁――そこでは「人の声」が軽視され、まるで存在しないかのように埋もれていました。
数年にわたる大規模開発の失敗を経て、私は気づきました。
ソフトウェア開発の本質は、技術ではなく“対話”にある。
スクラムに出会い、自律し、学び合い、変化していくチームの姿を目の当たりにしたとき、「仕組み」だけでは起こせない“変容”の可能性に心が動きました。
その変容をもっと深く支援したい──。そうして私は、コーチングの世界に足を踏み入れました。
コーチングとは、問いを通じて思考の枠を超え、「自分たちの声」を取り戻す営みです。関係性に働きかけることで、個人だけでなく、チームや組織の本来の力が自然と動き出します。
いまでは、ソフトウェア開発に限らず、あらゆる仕事の場面、そして日常のささいな出来事においても、本当に必要なのは“対話”なのだと確信しています。
私はコーチとして、「変化の触媒(Catalyst)」でありたいと思っています。
痛みも含めて、変化の境界をともに越える。そんな旅路を、あなたと歩けることが、私のよろこびです。
これまでたくさんの方々と対話を重ね、数えきれないほどの変容に立ち会ってきました。驚くのは、どの変化も、私が「導いた」のではないということ。
私はただ、あなたの中にある“声”を聴かせていただいているだけです。
どうか、あなたの声を聞かせてください。
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