1987年、東北大学教育学部卒業後、株式会社リクルートで人材採用・教育研修の企画営業、営業マネジメント、事業企画に従事。2004年にプロコーチとして独立。以来、CTIシャパンにてコーアクティブ・コーチング®、リーターシップ・プロクラムのトレーナーとして約4000人のコーチ養成、リーダー養成に関わる。2012年よりCTIジャパン代表を務める。2014年(株)ウエイクアップの経営に参画。
2011年、株式会社森へを設立。自分、相手、自然との本質的な対話を通して、自分自身やビシネスの原点に立ち返り、新たな洞察を得るプログラム「森のリトリート」を全国で開催。人生の目的は、自分、人、社会、自然とのつながりを思い出す旅のガイド。
書籍『森のように生きる』『森のような経営』 関連書籍『無意識の整え方』
CTI 認定 プロフェッショナル・コーアクティフ・コーチ(CPCC)
TLC 認定プラクティショナー(TLCCP)
ICF国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチ(PCC)
すべてとのつながりを思い出す
私は2011年から森に人を案内し、自然の持つ偉大な力を借りて身体と心を開いて自分の原点につながり直すための場を提供しています。森の中で一人でいると五感が開き、様々なものを鮮明に感じられるようになっていきます。それに伴って恐れや葛藤がほどけていくような体験も起きます。さらには、心の奥底にあるビジョンが浮上してくることもあります。すべてを頭で理解しようとせず、理解できないけれども確かにそこにある何かに身を任せる経験は、現在の社会を生きる上で、とても貴重なものだと思います。さらには、私たちは自然が創り出す生態系の中で生かされる存在であり、私たち人間がすべての生命とのつながりを思い出すことが、地球と未来の世代にとってとても重要なタイミングに来ていると感じています。
「このままで幸せなのか?」
30代前半、企業で激しく働いていたころ、「この先10年このままで果たして自分は幸せなのか?」という漠然とした問いが浮かんでいました。しかし相談できる余裕や相手も見つからないまま、その答えは見いだせず一人悶々としていました。その時、偶然(必然)にも、コーチングというものの存在を知ったのです。コーチングを受けるにつれて、まったくの霧の中にかすかな光が射すように、自分の本当に進みたい方向が少しだけ見えてきました。それを頼りに、一歩具体的な行動を取ると、また一歩その先が見えてくるというように、手探りしながら歩むうちに、これが本当に自分がやりたいことだ!と思える道が見えてきたのでした。
本来持っている力、自分にしかない道を思い出す
誰にでもその人にしかない独自の道があり、その道を見つけ出した時、その人が本来持っている力が解き放たれることになる、と信じています。しかし、そのような探求は一人ではなかなか難しいのも事実だと思います。私がコーチングをしているのは、その人が本来の自分の力を思い出し、本気で生きたい道を見つけ出すための旅を、道連れとして一時期歩むことに深い歓びを感じるからです。私は、「自ら然しく(らしく)」、という言葉が好きです。鳥が自分が鳥であることを疑わないように、人が自分の自然な姿を思い出した時に放つ、何ものにも変えられない輝き、美しさ、力強さに魅了されているのだと思います。
リーダーが誰にも相談できないこと
私がコーチとして関わらせていただきたいと思うのは、経営者、先生、政治家など、組織やコミュニティの中でリーダー的な役割を担っている人です。なぜなら、そのような立場にいる方々が自分の原点を見つめ直し、本来の目的につながり、自分を超えた何かのために持てる力を存分に発揮することが、この世界の今後に波紋のような影響を与えていくと信じているからです。そして、リーダーほど、孤独の中で誰にも相談できない悩みや葛藤を味わっていると思うからです。コーチングの時間がリーダーとしての感じる力を深め、自らを受け入れ視野を広げて、独自のひらめきや直感を現実に活かせるようになることを願っています。
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